属性遊び

読み [ ゾクセイアソビ ]
目次
  1. 概要
  2. 物理有利の要因
  3. MHWIBで属性遊びできそうな要素
  4. MHWIBで属性遊びできなさそうな要素
  5. 総評
▼ 関連用語

概要

属性武器で遊ぶこと、属性武器が活躍できそうな事を指す。

MHWIBで藤岡要氏による発言が元ネタ。
「デベロッパーズダイアリー Vol.2」で確認できる。
初出は、MHWIBだが、その後のシリーズでも使われることがある。

MHWでは「無属性強化」スキルや「属性値の上限」などにより、物理が強く、属性武器を使う利点があまりなかったのである。
このことを把握した開発者達は、シリーズ15作目にして初の属性ダメージの調整を試みるのでった。



物理有利の要因

やはり大きな要因としては、「無属性強化」スキルの存在である。
このスキルは、無属性の武器の攻撃力を1.1倍にしてしまう。
MHWでは、攻撃力の掛け算は基本的に足し算の前に行われるため、従来のシリーズより掛け算は強力ではないが、それでも物理有利を助長することとなった。

もう1つは、「属性値の上限」である。
MHWでは、武器の元の属性値に1.3倍した数値より属性値が増えないという仕様があり、属性強化スキルの効果を最大限発揮できない状況となっていた。

例えば、片手剣で最も属性値が高い龍属性の「龍骨剣Ⅲ」。
龍属性450のこの武器の「属性値の上限」は、585になる。

450 * 1.3 = 585

龍属性を1.1倍+100する「龍属性攻撃強化LV5」を発動すると、

450 * 1.1 + 100 = 595

とオーバーしてしまうのである。

ちなみに、一の位は四捨五入され、590になる。
…のだが、属性値450の場合、「属性値の上限」は、浮動小数点の誤差で580になる。

MHWIBで属性遊びできそうな要素

  • 「無属性強化」スキルの補正が1.1倍から1.05倍に下方修正された。
  • 「属性値の上限」が武器の元の属性値が240以下なら+150、
    それ以外なら1.3倍から1.6倍に。
  • 属性を強化しつつ、「属性値の上限」を引き上げる「龍脈覚醒」スキルが追加。
  • 各属性強化スキルにLV6（属性値1.2倍+100）が追加された。
  • 「会心撃【属性】」スキルが強化（ライトボウガン以外）。
  • 「会心撃【属性】」スキルの上位互換「真・会心撃【属性】」が登場。
    また、「属性加速」「耐性変換【属性】」といったスキルも登場。
  • パーツ強化、カスタム強化により、属性値をさらに上げられる。

MHWIBで属性遊びできなさそうな要素

  • 散弾ヘビィの調和砲が活躍している。
  • クラッチクローの傷つけにより、物理肉質が軟化するようになるため、物理有利に傾いている。
  • 双剣のほとんどのモーションに0.55～0.6倍あたりの属性補正が追加。
  • ランスは、全てのモーションに属性補正0.7倍が追加された。（突進フィニッシュは0.8倍）
  • チャージアックスは、属性解放斬りⅠ、Ⅱ、GP、剣：高圧属性斬りの衝撃波の強属性ビンの補正を3.5倍から2倍に。
    高出力属性解放斬りの強属性ビンの補正を5倍から2倍に。
    超高出力属性解放斬りの強属性ビンの補正を10倍から9倍に。
  • 操虫棍のほとんどのモーションに0.7～0.8倍あたりの属性補正が追加。
  • 火炎弾、水冷弾、電撃弾、氷結弾のの属性値が270から220に。
    代わりにモーション値は、5から8に上がっている。
  • 弓のモーションの属性補正が0.5～0.8倍あたりダウン。

総評

一部の武器種では属性補正が下げられていることに疑問が浮かぶが、一応、MHWよりは属性遊びができるようになっている。
特に弓は手痛い下方修正をもらっているが、上限のほぼ撤廃、属性値を上げる要素が増えたため、属性遊びが可能となっている。

関連用語

用語名タグ
無属性強化
[ムゾクセイキョウカ]		MHWスキル
藤岡要
[フジオカカナメ]		MHMHGMHPMH2MHP2MHP2GMH3MHP3MH3GMH4MH4G人物

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