モンスターハンター
読み [ モンスターハンター ]
初代モンスターハンターの概要
記念すべき最初のモンスターハンター。2011年6月30日に「モンスターハンターG(PS2版)」
「モンスターハンター2」と共にオンラインサービスが終了した。
「無印」「初代」と呼ばれることが多い。
対応機種は「PlayStation 2」
2004年3月11日発売。(北米版は2004年3月11日、欧州版は2005年5月27日)
価格6000円。
売上は約29万本。
「第8回 CESA GAME AWARD 2003-2004 最優秀賞」を受賞。
舞台はオフラインがココット村、オンラインがミナガルデとなっている。
発売当時、当然今のように有名な作品ではなかった。
しかし、口コミで評判が広まっていき、
サーバーが負荷に耐えられなくなり、サーバー増強を繰り返したことがある。
難易度は高めでモンスターの体力表示がないなど、初心者を突き放す仕様がいくつか存在しており、
カプコン社内でも「面白い」派と「つまらない」派に大きく分かれたのだとか。
売上は約29万本だが、オンライン前提のゲームだったことにも関わらず、
当時ネットが普及していなかったことを考えれば売れている部類である。
ちなみに武器を強化したときに説明文が全て違うのは
初代、MHG、MHPの3つだけ。
このため、武器を強化したときに説明文を見る楽しみがあった。
【ニコニコ動画】MH(無印) 2003 E3映像
武器
「大剣」「片手剣」「ハンマー」「ランス」「ボウガン(ライトとヘビィ)」の6種類。大剣の溜め切り、片手剣のSA、ハンマーのスタン効果、ランスのカウンター攻撃なんてものは当然存在しない。
ハンマーの縦3の締めがただの縦振りだったりと、今とは全く異なる部分も多い。
なお、打撃属性であるハンマーの使用率は低い。
防具とスキル
スキルポイント制ではなく、特定の防具を組み合わせて装備すると、スキルが発動するシステム。
だいたいは装備を統一すると発動するが、
例外として、別系統の組み合わせでも発動するものもある。
登場するモンスター
登場モンスターは合計30。大型は17体。
- ドスランポス
- ドスゲネポス
- ドスイーオス
- イャンクック
- ゲリョス
- フルフル
- リオレウス
- リオレイア
- バサルモス
- グラビモス
- モノブロス
- ディアブロス
- ドスガレオス
- ガノトトス
- キリン※
- ラオシャンロン
- ミラボレアス
それ以降配信されていない。データはある。
小型モンスターは以下の13体。
仕様
- アイテムボックスは100枠。
- ガード不可攻撃がない。
- モンスターサイズが固定。
- 尻尾攻撃が右回転のみ。
- 調合に成功しても、2度目からの調合時に数秒のウェイトが入る。
- BOX内のアイテムストック数が所持数と同じ数までしか入らない。
(いにしえの秘薬など1つしか持てないものは1枠に1つしか入らない) - クエストクリア時のアイテムは手持ち以外に入れられない。
手持ちがいっぱいの場合、入れ替えることはできず、その場で売るしかない。 - 食事はオンラインの街でのみ可能。
- 毒状態のモンスターに毒エフェクトを発生させるたびに毒の効果時間がリセットされる。
つまり、永遠に毒状態にすることが可能。
モンスターハンターについて
モンスターハンター、略してモンハン。モンスターを倒すというゲームは数多く実在するが、
モンハンのモンスター達には、食物連鎖や対立関係などの関係性ができており、
草食動物はのんびりと草や水を食飲し、大型モンスターなどの身の危険を感じると逃走し、
ハンターがちっぽけな存在と思わせるような竜の存在、
モンスター達も生きていて、そこに住んでいる、と思えるほどの
無骨というか原始的というか自然的というか独特の世界観や雰囲気がある。
火を放つリオレウスから作成できる火属性のランスは、
火竜の骨髄が自然に触れるときの自然発火を利用したものだったりとか
電撃を帯びる武器を作成するためには扱うための絶縁体の素材が必要になったりとか、
防具の方もモンスターのそのままの素材を使ったということが分かるデザインに
なっていることが分かったり、そういったところも細かく、
大型の竜だけかと思いきや、白く光るユニコーン、
今までに出会った竜がちっぽけな存在に見える山のような龍、流れるメインテーマ、
説明書にのっているデフォルメされた独特のハンターやモンスターの絵、
そういったさまざまな要素がユーザーに好評で、
また、協力プレイも楽しく遊ぶことができ、
それは終わりが決められていないこのゲームを飽きるまで遊びつくす人がいるほど。
というのがMH3(tri)あたりまでの話である。
ユーザーを突き放すような仕様があり、
モンスターの体力やダメージ情報などが存在しないのも斬新である。
ところで、実は「モンスターハンター」という名称はコード名だった。
商標がとれるかどうかわからなかったとのこと。
10周年
2014/3/11で10周年を迎える。2014/1/26にモンスターハンターシリーズ10周年記念サイトが公開された。
また、今までのシリーズのオープニング&プロモーションムービー集が公開された。
他作品にモンスターハンター
MHP2以降、有名になったモンスターハンターは全く無関係のゲームや漫画にゲーム内容が使われることがある。
「銀魂」アニメ121~122話「モンキーハンター編」
ある日、体の一部がドライバーに変えられた銀さん(主人公)達。その原因のゲーマー星人を追ってモンキーハンターというネットゲームをすることに。
ゲーム内では、それっぽい装備のハンターが登場する。
その中にはどうみてもボーン一式のハンターも。
作中では「モンキーハンター」を略して「モンハン」を連呼し、
「モンハン」にはピー音を入れないのにPSPはPSピーと表現したりとやりたい放題。
後の回でこのことについてかは明言されてないが、
「カプコンの皆さんは笑って許してくれました」とのこと。
「僕は友達が少ない」アニメ2話「電脳世界は神様が居ない(゜Д゜)」
こちらでは「プレイング・ステイツ・ポータブル」というどうみてもPSPの携帯ゲームで「MONSTER狩人PORTABLEⅢ」(どうみてもMHP3rdのロゴ)というゲームをすることに。
ゲーム中ではどうみても大剣の溜め斬り、どうみてもドスジャギィ、
どこからどうみてもギルドカード、見たことのある力尽きた時の演出、
ファルメルっぽい装備、アイルーの防具であるほぼどんぐりメイルー、
やっぱり見たことあるクエストクリア及び失敗時の演出、その他もろもろ…これ一番アカン。
Google検索画像
「SKET DANCE」172話
「モンスターファンタジー」略して「モンファン」が登場。(モンファンは縦長が特徴のPSPソフトでタイトルロゴがモンハンっぽい)
上記の作品に比べ、そこまでパクっているわけではない。
内容はジャンプ作品なのにゲーム廃人が生まれるというひどい話である。
ちなみに、「SKET DANCE」の作者である篠原健太先生は、
「銀魂」の作者である空知高秋先生の元アシだったそうで。
「のうりん」アニメ4話
作物を荒らした猿の話で「猿でも短時間なら二足歩行ですいかを持って走るよね」っていうシーン。
なぜか猿がマフモフ一式ですいかを持っており、
黒いティガレックスっぽい何かが写っている背景が表示された。
構図はまんまMHP2のパッケージ。
「干物妹!うまるちゃん」アニメOP
OPのほうに剥ぎ取りシーンっぽいのがある。その後、マリオカートっぽいゲームが映る。
Charlotte(シャーロット)第5話
人物探しにキャンプしたその日の夜になぜか野外でモンハンっぽいゲームを始める登場人物2人。なお、システム面のみモンハンっぽいだけで登場人物や敵キャラは別世界。
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